2023.04.01エイプリルフール
日本にエイプリルフールが入ってきたのは、大正時代といわれていわれています。
それ以前は、4月1日は「不義理の日」とする習慣がみられました。
これは中国伝来で「義理を欠いている人へお詫びの気持ちをあらわす日」としてなかなか会えない人へ手紙を書いて詫びていたそうです。
そのため、大正時代にエイプリルフールが直訳された「四月馬鹿」として日本に伝えられても、すぐには、「4月1日は嘘を楽しむ日」として浸透しにくかったようです。
しかし現在では、個人的に楽しむだけではなく、企業が嘘の広告や情報を発信し、世間からの注目を浴びるための戦略として利用するなど、盛り上がりをみせています。また欧米では、4月1日の新聞にエイプリルフール用の記事を掲載されたり、テレビニュースになることもありますが、日本では人騒がせだということで、段々と流行らなくなりました。
最近では、若い世代を中心に再注目され、インターネットに趣向を凝らしたジョークが掲載されたり、友人知人でかついだり、かつぎかえしたりして楽しんでいる様子です。
笑って許せる洒落た嘘なら、きっとおもしろい日になるでしょう。
2023.03.013月3日はご存じでしょうか?
神話の中では月に住んでいるというのは、なじみのあるお話ですね。
インドの説教仏話「ジャータカ神話」には、月にうさぎがいる理由を説明した物語があります。
昔、菩薩は転生してうさぎになりました。うさぎはサル、キツネ、カワウソと一緒に森の中で暮らしていました。あるとき、天国の王・帝釈天が老人に変身し、それぞれの動物に施しを求めました。サルは果物、キツネは肉、カワウソは魚と、それぞれ自分のために用意した食べ物を差し出します。ところが草を食べるうさぎは自分の食べ物を差し出すことができません。そこで老人に火をおこしてほしいと頼み、自らの肉を差し出すため、火の中へ飛び込んだのでした。ところが、帝釈天が神通力でおこした火は涼しく、うさぎの体が焼けることはありませんでした。帝釈天はうさぎの行為を讃えて月にうさぎの形を刻みました。うさぎの最後には諸説あり、死んでしまったうさぎを月へあげたとも、一度死んだうさぎを生き返らせたともいわれています。
うさぎは数々の神話に登場しますが、フィクションとはいえ辛い状況が多いのです。
今年はうさぎ年でもあるので、うさぎに親しんでみるのもいかがでしょうか。
2023.01.01あけましておめでとうございます。
新年あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いします。
さて、皆さまは新年どのようにお過ごしでしょうか。
近頃はご自宅でおせち料理を作るなんてことも珍しくなってきたように思います。
そんなおせち料理ですが、1品1品に様々は意味があり、使われているのはご存じでしょうか。
例えばおせちに入るブリなんかは出世魚であるブリにあやかり出世を願っていたり、
ヤツガシラなんかは名前の”ヤツ”が漢数字の”八”と同音であることから「末広り」、
さらに”カシラ”を”頭”と読ませ「頂点に立つ」というように、
たくさんの縁起のよい言葉が読み込まれているそうです。
ご入居者様ならびにご家族様も今年一年幸せに過ごせるよう祈っております。

