有料老人ホームとの違い

つい混同しがちな有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅。ここでは両施設の特徴について詳しくご説明します。

有料老人ホームとの主な違い

同じ高齢者向けの施設であることから、「老人ホームとどこが違うの？」という疑問を持たれることも少なくありません。
確かに提供するサービスにも多くの共通点がありますが、制度上はハッキリした区別が存在します。
有料老人ホームが「利用権契約の生活支援施設」なのに対し、サービス付き高齢者向け住宅は「賃貸契約の住宅」となっており、居住権が確保されているのが一番の違いです。

サービス付き高齢者向け住宅と
有料老人ホームとの違いは？

サービス付き高齢者住宅の主な特徴

必要に応じた
サービスを
選択できる

生活の
自由度が高い

月額費用が
抑えらえる

有料老人ホームの主な特徴

要介護者が
安心して
暮らせる

見守り重視

月額費用が高額

	サービス付き高齢者向け住宅	有料老人ホーム
契約形態	賃貸借契約	利用権方式
月額費用	家賃・共益費：約３～３０万円	月額利用料：約１５～３０万円
入居一時金	なし	必要な施設が多い
居室面積	原則２５㎡以上	１３㎡以上
対象者	６０歳以上の方自立～要介護	６０歳以上／６５歳以上の方自立～要介護５
生活スタイル	自宅感覚で過ごせる自由度の高い生活が可能	他の居住者と共同生活外出や訪問が限られるなど、自由度は高くない
介護サービス	必要に応じて、外部の介護サービスを自由に選択して利用	月額費用に含まれる
食事サービス	必要に応じて選択。自炊や外食も可能。	月額費用に含まれる

※一般的な比較表ですので、詳細情報につきましては、各物件・施設に直接お尋ねください。

サービス付き高齢者向け住宅で、
自宅感覚の暮らしを

「高齢者の方が安心して居住できる賃貸の住まい」というのがサービス付き高齢者向け住宅の定義となります。
賃貸住宅に見守りや相談といったサービスが付随されたものであり、介護サービスの選択という安心感を確保しながら自由で気楽な生活を送れるのが特徴といえます。自分のペースで生活を送りたい方や、身のまわりのことを自分自身で行いたいという方にオススメです。