寿らいふ石神井台スタッフブログ

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2023.03.013月3日はご存じでしょうか?

3月3日はひな祭りだけではなく、うさぎの日でもあります。
3月3日=「みみの日」から「うさぎの日」といわれています。

うさぎは古来よりわたしたち人間にとって、身近な動物でした。
世界各国にはうさぎにまうわるさまざまな神話や伝承が残っています。



神話の中では月に住んでいるというのは、なじみのあるお話ですね。
インドの説教仏話「ジャータカ神話」には、月にうさぎがいる理由を説明した物語があります。

昔、菩薩は転生してうさぎになりました。うさぎはサル、キツネ、カワウソと一緒に森の中で暮らしていました。あるとき、天国の王・帝釈天が老人に変身し、それぞれの動物に施しを求めました。サルは果物、キツネは肉、カワウソは魚と、それぞれ自分のために用意した食べ物を差し出します。ところが草を食べるうさぎは自分の食べ物を差し出すことができません。そこで老人に火をおこしてほしいと頼み、自らの肉を差し出すため、火の中へ飛び込んだのでした。ところが、帝釈天が神通力でおこした火は涼しく、うさぎの体が焼けることはありませんでした。帝釈天はうさぎの行為を讃えて月にうさぎの形を刻みました。うさぎの最後には諸説あり、死んでしまったうさぎを月へあげたとも、一度死んだうさぎを生き返らせたともいわれています。
うさぎは数々の神話に登場しますが、フィクションとはいえ辛い状況が多いのです。


今年はうさぎ年でもあるので、うさぎに親しんでみるのもいかがでしょうか。