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2023.06.01意外と知らない?あじさいの豆知識

ゆっくりと雨の季節が近づいています。

そんな梅雨時の花と言ったら、どんより空の下でも明るい色で景色を彩ってくれるあじさいを真っ先に思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。

ただ、これほど身近な花ですが、語源や生態はしられていないことが多いかも?今回はあじさいの豆知識をご紹介します。


あじさいは日本から世界中に広がった園芸植物の一つで、日本にもともと自生していたガクアジサイがその母種です。そのガクアジサイが西洋で品種改良され、より色鮮やかになったものが私たちが普段よく目にするあじさいなのです。

あじさいを漢字で書くと紫陽花ですが、このあじさいという名前は、一説には真の藍色の花が集まり咲くことという意味から、『漢字の集(あず)真(さ)藍(あい)』に由来しているといわれています。(諸説あります)

また、あじさいの学名はハイドランジア(Hydrangea)といい、これはギリシア語の水の器つまり、多量の水を吸収する植物という意味から来ているそうです。

前述したように、多量の水を吸収する植物という意味をもっているあじさい。育て上で十分な水分は欠かすことができましせん。あじさいの原種として国内に自生しているガクアジサイも、暖かい太平洋側の海岸や日当たりの悪い裏庭など、土が十分に水を含んでいる場所に多く見られます。

実際、あじさいは水分を失うとすぐに萎れてしまいます。強い日差しにあたろうものなら、可哀想なくらい元気がなくなってしまいます。栽培するときは、日のあまりあたらないところに置いて、水やりをこまめにやるのが、よい花を長持ちさせる秘訣のようです。
あじさいは晴れた日は苦手で、逆に大雨が降っても枝が倒れてしまうので、曇り空の日、もしくは小雨がパラつくお天気が一番向いているようです。


また、ガクアジサイは熱いとひっくりかえることがあります。
ガクアジサイの花に見える部分は、装飾花は咲き始めの7日から10日ほどは上を向いていますが、夏の晴天と高温が続くと一斉に裏返り、緑色が増していき、この状態で秋に枯れていくのですが、反転するとほとんどの人からかえりみられなくなっていきます。

いかがでしたか?

雨に濡れていっそうイキイキとするあじさい…雨の季節はちょっと憂鬱でもいろとりどりのあじさいが咲くのは待ち遠しいですね。